本日、ActivisonがeSportsの専門の部門を創設したと発表しました。
http://investor.activision.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=937901
今日の発表ではこの部門が設立されたことのみが発表され、どのような活動をしていくかは今後明かされる予定ですが、この部門の設立に伴い豪華なメンバーを引き抜いてきました。
- アメリカのスポーツ配信最大手のESPNと、アメリカで最も視聴者が多いアメリカンフットボールNFLの元CEOを務めたSteve Bornstein
- 北米のプロeSports組織MLG「メジャーリーグゲーミング」共同設立者のMike Sepso
この二人を筆頭にeSports部門は今後活動していくそうです。
Activisionの発表によると、2014年にActivisionのゲームを1億5千万人が130億時間も視聴したとのこと。
先月、Activisionは日本円にして総額3億2千万円もの賞金が用意されるCall of Duty: Black Ops3のトーナメントの開催を告知し、今年4月にはBlizzard版スマブラHeros of the StormのeSportsイベントがESPN2で放映されるなど、例を上げればキリがないほどActivisionは元々eSportsに力を入れています。
eSportsとはそこまで力を注ぐ価値があるほどビジネスの可能性が秘められている市場というわけです。
Call of DutyはeSports界では最も人気のあるコンソール用ゲームです。
しかし、そんなCoDを差し置いてTwitchで現在最も視聴されているゲームがDestiny。
明日のレイドのハードモード世界最速クリアレースの為にTwitchと打ち合わせも行えるほど影響力が大きいDestiny。
御存知の通りDestinyはActivisionが販売しています。そんな販売元がeSportsに今まで以上に力を入れる、そして手元のゲームにはTwitchで最大視聴者を誇るDestinyがある。
こうなればActivisionがBungieにeSports要素の追加を促す圧力を掛ける可能性があります。
既にBungieはDestiny2の開発に取り掛かっていること、Activisionも部門を発足させただけでまだ計画は明かしていないことから、今すぐにDestinyにプラベ等が実装されるとは考えにくいですが、Destiny2では期待出来るのかもしれません。
参照元: Activision, DeeJ